私が主宰する整体塾へ入塾早々の新入生から『何もしていないのに背中が張るのはなぜか』という鋭い質問が出たのでみんなで考えました。
もちろん正解はひとつではないので、それぞの考えがあってOK。ただし、繋がってないトンチンカンなのはダメ。セルフケアまでちゃんと話しが繋がればOKです。
姿勢の崩れまでは誰でも言えますが
- 何故姿勢が崩れるのか
- 姿勢が崩れると何が起るのか
- 良い姿勢が長続きしないのはなぜか
- 自然と良い姿勢をとるには(延いては張りを遠ざけるには)どんなケアが必要か
これらをひつの物語としてきちんと話せる人は多くありません。
更に、教わる事を(調べるも同様)続けていると、背中は●●で腰痛は××、膝痛は▲▲・・・・などという具合に、バラバラの知識だけ持つことになります。これでは沢山ある答えに振り回されて多くの場合使い物になりません。
世の中、足し算引き算掛け算割り算でどうにかなるように、基礎的なところまでしっかり掘り下げればどうにか成るものです。そしてそれが1番応用が利くのです。
手力整体塾ならではの『曲げモーメント』。これで体を考えるのもその一貫。力学の初級。足し算みたいなもです。
これがわかれば・・・・
- 姿勢の崩れが起こす事
- 良い姿勢が長続きしない理由
- どこが痛む(ハル)か、どこを緩めるか(コル)
- 必要なセルフケア
までおのずと判ります。当然背中のハリだけではなく、体のいたる所に応用が利きます。
ちなみに、背中が張っている時に背中をゴリゴリ揉みほぐしたら多少気持ちいいかもしれませんが、あっという間にぶり返します。しかも症状は段々悪化しますのでご注意ください。
書いている人
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あっとう言う間に整体師歴19年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの/が好き。2020年から自然農の畑やってます。
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