久しぶりに来た塾生がとまどっていましたが、臨床授業の日は突然小テストがあります。今回で3度目。
本来はブログなどで習得度合いを発信して欲しいところですが、独立意志が固くない方にこれを強要するのは酷というもの。。。というか、7年間テストらしいテストをしてこなかった方が奇跡なのかもしれません。
『テスト』といっても『習得率を自己管理するための』というタイトルを付けています。答えを埋められない自分に愕然として勉強に励むのも良いと思いますが、座学らしい座学も無く『お話』する時間がとても長い手力整体塾の授業スタイルだと、果たして整体師としての知識がどれくらい身に付いているのかわかりにくい。突然小テストで『あれ、案外答えられるわ』といつの間にかそれらしくなっている自分に気付いていただくのが1番の狙いです。
勉強を勉強としてやったら誰だってつまらない。いつの間にか、ついでで身に付くようにするのがキモ。
英語も健康もダイエットも・・・・・成功のカギはそこにあるんじゃないでしょうか。
ブログだって最初から立派な整体師の記事を書く必要はありません。書けなくて当然。そんな文章を書いたところで整体師1年生には違いありませんから説得力もありません。勉強している様をありのまま書けば良い。とにかく『ありのまま』。書けば気付く、繋がる、閃く。
世界的なコンサルタントの大前研一さんは、原発関係の技術屋から突如経営コンサルタント会社へ転職。1年目にまとめた自分の勉強ノートを『起業参謀』という書籍で出版。世界中でベストセラーになり、以降は名だたる大会社から御指名されるようになったのです。要領の良さにはちょっと自信のある伊藤もこれは衝撃。
大切なのはその時にしか感じない事、書けない事を文章として残しておくことだと思います。出来る様になったら出来なかった時の気持ちは忘れちゃいますからね。
いつの間に身に付く。気付きや閃きはついでの時こそおとずれる。
ブツブツ言わずにやるしかないという事ですな。