整体の学校手力整体塾は只今4日間集中講座中。今月も遥々福岡からうら若きお嬢さんが参加。卒業生が宿泊先を提供してくれています。ありがとうございます。
金曜臨床の時間は小テストから。遠方の方はいつまでもダラダラ通うわけにはいきませんから、習得率を自己判定して今後の勉強方針やスケジュール管理に活かして欲しいと思います。
後半は手力名物ポージング。
姿勢の癖も動きの癖も動作名に置き換える事さえ出来れば、答えは解剖テキストの中にあります。だから答えを覚える必要はありません。授業中答えらしい事を伊藤が口にする事も滅多にありません。もしそれっぽい言葉が飛び出したら間髪入れず『何故?』と突っ込みをヨロシク。『何故か』が大切ですからね。
静止している状態でどこかが痛むのは重心がずれているから。
動きの最中に痛みが出るのは重心が動かせ無いから。
隠れたコリが重心を偏らせ、重心の動きを邪魔するのです。
テレビを見ても街の中でもいつでもどこでも目を養うことは出来ます。
気になる姿勢の人が居たらアレコレ余計な妄想をする前に各関節の動作名を上げましょう。動きのおかしな人でも同様、どの関節のどの動きがおかしいのか(大きすぎ小さすぎ)を見抜きましょう。
患者さんと解剖のテキストを繋ぐための触媒。それが手力整体師です。
動きが診れれば言葉は要りません。相手が動物でも、人間と同じように身体をケアできるのも手力整体の強み。だから『犬の整体』で活躍している卒業生が複数存在するのです。