既に犬に係わるお仕事をされている方ばかりで進んできた犬の整体師木曜コースが先日修了しました。
自分の仕事に上手く取り入れて更なる活躍をして欲しいと思います。手力整体塾の門を通ったら『シェア・共存共栄』は必須の精神。悩める飼い主さんと犬の為に、身に付けた知恵と技を大盤振る舞いしてください。お仕事の都合で参加できなかった方は必ず振り替えで受講していただけますのでご安心を。
実際に現場に出ればきっと直ぐに疑問が出てきます。『シェア・共存共栄』を実行できる方は、何回でもリピート受講無料ですから遠慮せずに参加してください。疑問解消が本当の勉強。吸収力がまるで違うと思いますよ。
と、つい先日、木曜コースが修了したばかりの犬の整体師養成講座ですが、月イチ土日コースが週末より始まりました。犬に成りきってみたり、人の体でコリを探してみたり、揉まれる犬の気持ちになってみたり。
ドッグ○○とかペット○○とかで、人間相手に施術の練習をするところは多分他にないんじゃないでしょうか。人間の為に実験台にされる動物は沢山いますが、手力整体塾では犬の為に人間が実験台になります(笑)。
兎角難しくややこしくされる体に関するはなしを、出来る限りわかりやすく簡潔にする事をモットーに掲げる当スクール。極当たり前の生理と力学だけを繋いでいけば、“何故”は見えてくるものなのです。横文字の洒落たテクニックや摩訶不思議な必殺技は無し。わかっている事だけ、出来る事だけを繋ぎます。・・・・・・なんだけれども、普段気にした事がないし目にも見えないので中々厄介なのが重力の存在。人間の整体(手力整体本科)の塾生達もここがちょっとした山場になります。
めっちゃデフォルメしましたが関節レベルの動きは、股関節屈曲・膝関節屈曲・足関節背屈です。まったく同じ形ですが、
接地しているかどうかで使われる筋肉(収縮する筋)が変わります。重力があるからです。(接地した場合は重心のとり方でも変わります。左図は正しいスクワットの時)
地球上のあらゆるモノが、地球の真中へ向かって1Gという強力な力で引っ張られているので、それに対抗する筋が知らず知らずに使われます。重力が無ければ腰痛も肩こりもきっとありません。骨盤が歪んだって何の問題も無し。んが、重力が無ければ骨も筋も発達しません。ってことはカルシウムも不足し血流も損なわれ自力で生きていく事は不可能です。
私達は重力のお陰で生きていて、重力の所為で痛むのです。
犬の整体も人の整体同様、わかりやすさにこだわってお伝えしていますが、どうしてもここのところだけ理解に苦しむ事が多いようです。日頃から少し重力を気にしてみてください。それだけで姿勢が良くなるという副産物も付いてきますからね。
広い宇宙にはきっと生命体がいると思いますが、人間と似たような姿形をしている確立は低いんじゃないかな。グレイよりもタコみたいな火星人の方がリアリティーあるでしょ。