クリスマスイブイブにて2018年の手力整体塾は終了となりました。
お陰様で激動の2018年も生き抜けました。ありがとうございました。

メリークリスマス

個の時代

2015年あたりから『個の時代』になると言われてきましたが、本格的にそうなった事をヒシヒシと感じた2018年。

お蔭で、とても生きやすくなった人と途端に生きにくくなった人が居ると思います。

バイアスの掛かったマスメディアや教育者が作り出した白か黒かの世の中に、色んな色の意見が飛び交うようになりました。
最大公約数的なサービスでごまかさず、本当に自分にピッタリなサービスを見つけられるようにもなりました。

それはまるで八百万の神が居た頃の様でもあります。
インターネットのおかげで本来の多様性を取り戻してきているというのは、なんだか皮肉だけれど実に興味深い。

『個』を持たない人、自分の頭で考えず自分の意見を持たない人にとってはこの上なく生きにくい時代になったのも事実。
色んな意見が飛び交い過ぎて、結果情報を遮断するしか手立てが無くなってしまった。
『個』が無い一見協調性がありそうな人こそ、本当は電波の届かないところでひっそりと暮らしたほうが幸せなのかも知れないというのも、情報化社会だから露呈してきた事だと思います。

働き方=生き方

時代は流れています。自分の都合に合わせてはくれません。『個』の確立を最重要とするか山に籠もるか決断の時が来ているのです。

籠もるにはまだ早いと思うなら覚悟決めて「私はナニモノであるか」一言で言えるように。そうすればきっと、個人の生き様が仕事になり働き方は生き方になります

仕事と私生活をきっちり分けてお金のために働くと覚悟を決めたならそれも一興。
何も選べないという人は他人に選んでもらうという選択をしたってことです。
正解はありませんから好きなように生きれば良いけれど、どっちにしても自分で選んだことは忘れずに。

自分についてGoogleに教えてもらう

「私はナニモノか」自分で言えなくても、スマートフォンを持ってインターネットに触れていればGoogle先生がしっかり認識して答えてくれるようになります。誰といつ何処に居たのか、何を検索しどんな動画を見てるのか、SNSの繋がりはどうか・・・。膨大なデータをAIが解析して、自分でも把握しきれないアナタをGoogleは知っています。

2016年の終わり頃、SEOを悪用したバイラルメディアの問題が勃発してからというもの、ニュースでもコラムでも『誰がその文章を書いているか』Googleが重要視するようになりました。誰が書いたか見分けられないポンコツな人間の代わりに、AIが選別して検索結果に表示してくれるようになったのです。

つまり、ついこの間まで整体の学校に通っていた人がウェブサイトを立ち上げて達人みたいなブログを頑張って書いたところで上位表示はできなくなった。ユーザーにもその方がありがたいわけだから、この傾向は今後もどんどん強くなっていくでしょう。

取り繕わず背伸びせず、現状の『個』を明確にして生き様そのままを発信していくことが最新のSEO。キャラがブレてたらネット上で目立つことは難しいのあります。(アカウント使い分けてもバレますよ)

かくいうワタクシは、どうやら『整体』との関連は低いとみなされて居るようです(笑)。
そのかわり、枠にとらわれない、個性的、差別化、ユニーク、何かちょっと変、という認識はされている様子なので、引き続きこの線を濃厚にしていこうと思います。自分でも気づかない自分の事をGoogleに教えてもらう。有り難いんだか恐ろしいんだかw。

ハッタリはすぐにバレるし成りすましは許されないけれど、恋愛もシモネタも丸出しでブログに綴るあんちゃさんとか、フォロワーの奢りだけで生きているプロ奢ラレヤーとか、丸出しは許されひとつの正解として認められるのが『個』の時代。ユニークで面白い人がこれからもドンドン出てくることでしょう。

働く目的は『楽しい生活がしたい』が過去最高

公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会が、1286人の新入社員を対象に働くことの意義を調査した結果が公表されていまして

働く目的経年変化

『経済的に豊かになる』は意外に横ばい。震災後増加していた『社会の役に立つ』は平成24年をピークに下降。唯一右肩上がってるのは『楽しい生活をしたい』となっております。
『自分の能力を試す』は見事一直線な右肩下がり。昔からあった整体のスクールが苦戦する中、我が手力整体塾が生き残れている理由が見えてきます。

経済的豊かさや能力は比較だけれど『楽しい生活』は比較できない。『個』が楽しければそれで良いということ。このデータからも【時代】が浮き彫りだと思います。

誰かと比べて「楽しい」とは言えませんから楽しむために個の確立が必須で、もう少し突っ込むと【ルーツ】を知ることが重要なのじゃないかと思う今日この頃。
そんなわけで、この年末年始こんな映画はいかがでしょうね。プライム会員ならタダだし。

日本と同じ敗戦国なのにドイツが色々と上手いこといってるのは、歴史の授業でドイツのルーツをきちんと学んでいるから。何故戦争になったのか、自分の国がどんな事をしてきたのか、自国のルーツを答えられる日本人は残念ながらほとんど居ないでしょう。

ペレのサッカーはブラジル人のルーツ【ジンガ】だった!サッカーに詳しくない人でもバッチリ感動できます!

それじゃ皆さん、メリークリスマス。
あ、来年1/13(日)、小ぢんまりと望年会やります。興味有る方は連絡ください。

Merrychristmas

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