釣りバカ整体師を肩書きにしている男が講師を勤めているにもかかわらず、“釣りバカ”と呼べる塾生・卒業生が全然いない整体学校の歴史にようやくピリオドが打たれました。遥々山形県から待ちに待った釣りバカさんが入塾。つまり今月の4日間集中講座は、福岡・滋賀・山形とジャパンエキスポ状態。湘南の片隅のこんな弱小整体スクールを良くぞ探し出してくれるものだと感心します。ありがとうございます。

新入生が入った日は本来なら特別なスタート講座ですが、少し前後して入塾が相次いでいるのでまとめて行なう事にして早速基本手技導入部。

整体の学校

手力整体塾

新入生から卒業間近な人まで色んなレベルの方が混在していて、入った当初は気後れする事もあると思いますが、新しい人が入ればすぐに先輩。教える立場に回ってもらいますのでご安心下さい。小テストで唸っている向こうでホワイトボードに基本の反射点を書いて説明しているのは今月1日に入ったばかりの人です。こんな記事⇒(脳科学が教える「効率的に学習する方法」6つのポイント)にもあるように、教える事が最高の学習方法なのです。身体の使い方も学習の仕方も子供が手本。『なんで?どうして?』と疑問を持ち『あのね、んとね』とドンドン伝えましょう。
小テストは習得度合いを測るのに打ってつけ。聞き漏らしている事の確認にもなります。タイミングを見て実施するので喜んだりがっかりしたりして下さい。

上の記事には嬉しい事に『同時並行的に学習した方が新しい事を覚えやすい』とも書かれています。
整体が出来るようになってからWEBサイトやマーケティングを考える・・・・・のではなく同時進行で。インターリーブと呼ばれる学習法らしいですが『新しい情報を覚える時には、すでに知っている情報を混ぜてみましょう』とはまさに伊藤がずっと言い続けていること。塾生レポートもそうやって書いてくださいとお願いしています。モノゴトの本質は一緒。既に知っている事、得意な事と必ず繋がる部分があります。その点○○バカと呼べるほど何かに夢中になっている人は有利だと思います。
この学習法、感覚だけでお勧めしていましたが実験で裏づけされると嬉しいですな。

ワタクシ自身、ブログ1本を集中して一気に書き上げる事は稀。書きかけで映画を見たり本を開いたり、ギターを弾いたり釣具をいじったり、2本同時進行で書いたりしています。これからは『インターリーブしてます!』って言おう。

 

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴19年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの/が好き。2020年から自然農の畑やってます。

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