新入生を迎えて2日目、基本手技の時間。
あいにく伊藤が指導に当たるとひとり余ってしまう奇数の参加者だったので、導入部分を先輩塾生に指導してもらいました。あ、もちろん1度は伊藤の施術を受けて、更に見てもいただきますがね。手取り足取りは先輩塾生。教え上手な人が居て助かりました。
ある程度どのような症状の人が相手でも結果を出せるように熟考を重ねた基本手技ですが、正直言うと教えるための順序立てに過ぎません。(他の整体やマッサージ、各種療法の基本手技も同様だと思います)各部位の施術をバラバラに教えるのではとても大変。だから導入からエンディングまでストーリー立ているのが基本手技です。つまり覚えるために順番は大事だと思いますが、実際の施術で順番にこだわる必要はありません。基本手技でマスターしたやり方、ポジショニングや身体の使い方、当て方・攻め方を守ってくれればそれで良いのです。身体は100人100様。対象にとってベストと思える順番を考えるのも整体の楽しみのひとつだと思います。
基本手技の手順に関してはDVDを見て勝手に覚えて下さいとお願いしています。覚えやすいようにストーリー立ているつもりです。覚える・印象に残る・胸を打つにはストーリーがとても大切。スピードラーニングだってストーリー仕立てです。(あれ、その割りにマスターできませんが(笑))
あなたの整体はどんなストーリーでしょうか。導入部でガッツリつかむ?もやもやと始まって予想外のエンディングでしめる?バラバラの群像劇が最後で繋がる?感動のフィナーレか、にこやかなハッピーエンドか、あえて結論は相手にゆだねるのか(ジブリみたいにね)、続編を匂わす問題定義で終わるか。あなた自身はどんなストーリーがお好きでしょうか。
退屈しない展開で、散りばめられたギミックが気持ち良いまでに繋がっていく群像劇がボクは好きです。例えばこんなのとか>>>『運命じゃない人』。