筋骨格系の痛みや歪みのほとんどは生活習慣病。誰かの手によって壊されるのではなく、日常習慣の繰り返しで壊れる。習慣が病んでいるので第三者が治せるものではありません。
逆に言えば習慣さえ変えれば治るもの。
自分で(セルフケアで)なんとかできるものをわざわざ手技で(他人のチカラで)何とかしようとしているのが現状の整体。まぁ、自分じゃ何もしたくない、変えたくない人達がドンドン増えているおかげで、今やコンビニよりも沢山の整体・マッサージのお店があるわけです。
中には、あたかも特殊なワザでもって治してくれそうな先生もお見受けしますが、習慣で痛んでいる(歪んでいる)身体を整体へ導くのに、セフルケアで再現できない特殊なワザなど意味がありません。治す先生がぶっ壊した張本人なら別ですが。
- 痛みが軽くなって動きが変わる
- 動きやすくなって行動範囲が変わる
- 意識が変わる、表情が変わる、姿勢が変わる
e.t.c.
整体師・セラピストが提供するものはあくまで習慣が変わるきっかけ。何をどう変えれば良いのかわかれば、いつまでも人の手を借りなくて良い。
単に『揉まれるのが好き』な人は60分2980円へ。本気で治したい人は指導を徹底してくれるところへ。そんな二極化が進んでいくはずです。目的が明確なら別にどちらでも良いと思いますが、100%他人任せにして『治らない』とか文句をいうのはお門違いです。そこんとこヨロシク。
手力整体超凝縮(手技抜き)=レストアストレッチ
- 静止している時、重心は支点と重なる
- 【動く】とは重心が動く事
ズレている重心を特定の筋で支えるから痛む。重心が動かないから特定の筋が痛む。本質はいつもシンプルです。
身体を万物共通普遍の原理“物理”でみて、支点と重心の関係を再生していく手力整体が最も重要視している丹田(重心)。まずは自ら丹田を感じコントロール出来る身体でアレコレ実証していくことは、手力整体師に課せられる使命でもあります。
整体は体育。丹田こそ体育のカナメ。丹田が固定できない人、動かせない人、散っちゃっている人、100人100様の身体で丹田の状態も様々ですが、【集めて・収めて・コントロール】できるように。向かうところはひとつ、自然体です。
ちなにみ手力的丹田は10コあります。
丹田を再生して、痛まず歪まずパワフルな身体へセルフケアで回帰するレストアストレッチは、手力整体から手技だけをそっくり抜いたもの。診方・考え方はまったく一緒です。(なので、2日間のオープンセミナーとしては異常に高額です)
習慣病といえる身体のトラブルに対して、手技として施すか、セルフケアを遂行してもらうか。一層完治に近いのはどちらか考えるまでもないと思います。
ただし、前途のように整体院を利用する人は『自分じゃ何もしたくない人』が多いのが事実。そして問題解決の費用はどんどん下がっているのも事実。『何とかしますよ』という触れ込みでセルフケアの提案をしたって逃げるだけ。価格で集まるのは何もしたくない人だけです。
レストアストレッチ講座のVol.4ではそんなジレンマの解消法もお伝えしていきます。次回は9/17(土)18(日)です。