いつの頃からか記憶が定かではありませんが、気付いたら街中にあふれているバックパック。特に中高校生の通学カバンと言えばもやはバックパックが定番の様に見えます。ワタクシ等の頃は巾着とか斜めがけがほとんどでしたけどね。
登山やハイキングは大昔からバックパック一択。身体への負担が一番少ないバッグだからに他なりません。しかも近頃のは大変良く出来ていまして、正しく背負うと自然と姿勢が良くなる。背負わずに歩くより背負って歩いた方が、上手い具合に仙骨が押されて脚の運びがスムーズになるほどです。
通学に使うような小さめのものを、だらーんと低い位置で背負っているのはバックパックの良いところを台無しにしていて残念でなりません。大体あんな背負い方では重いと思うんだけれど。
重たいものは上の方に入れてなるべく高い位置で背負うのがバックパックの基礎。低い位置では背負うというよりもバッグとの綱引きを延々とする羽目になります。結果頭(顔)はどんどん前へ出て猫背一直線。あ~もったいない。。。
ちなみに、ワタクシが子供頃はまだバックパックという呼び名はメジャーじゃありませんでした。サイズ問わずみんなリュックサック。元々はドイツ語のリュックサックで英語での訳がバックパックなんだそうです。
みんな体感している背負うことの効果
伊藤が高校生くらいの時に流行ったウエストバッグはもうほとんど見かけなくなりましたけれど(あれは腰が痛くなる!)、物理的な有用性に長けているバックパックは単なる流行りではなく、街から消えることはきっと無いでしょう。多くの人が“背負うことの効果”を頭ではなく身体で感じているはずですからね。
だから今、時代はおんぶです!(ちょっと強引?ww)
そんなわけで『サラシでおんぶ』の第2回開催しました。
講師自ら天然素材で染めた色とりどりのサラシも見もの。
まだ首がすわらない赤ちゃんのために、サラシで抱っこもオプションで。独りでできるようになるまでみんなで練習。
赤ちゃんはもれなく笑顔になっちゃいます。
サラシの魅力はかさ張らないこと、気軽に洗濯できる事。赤ちゃんがしゃぶろうが噛み付こうが気にならないのはポイント高いはず。
でもって、お洒落に染めたものだとファッション的にもイケテル。合わせる服も楽しくなりそうですな。
はい、そんなおんぶのワークショップですが、今のところ次回の予定はありません。講師遠いしね。もしご希望があつまれば都合を合わせて再度開催したいと思います。ほんとに良いものだから広めたいのです。是非ご希望をお寄せ下さい。