4日間集中講座中日の土日はトリガーポイント初級・上級講座。手力整体塾らしかぬ珍しい光景がこちら↓
結果的にクローズドセミナーだったので、“トリガーポイント講座なのに筋肉名がひとつも入っていない不親切なテキスト”に、各自ピックアップした筋肉を記入してもらっています。思考を必要としない単なる作業ですが、単なる作業から得られる気付きもあるものです。作業が済めば無敵の虎の巻が完成します。
手力整体塾のトリガーポイント(TP)講座は、『微細な筋損傷がTPとなり思いがけない部分に関連痛を引き起こす』とする通常のTP理論とは少し異なります。“関連痛”という表現がどうにもいただけません。患者さんが訴える痛みの部位もやっぱり筋肉の酸欠は起っていると思うのです。其処へ負担が集中する原因が隠れたコリ、トリガーポイントの所為で発生する曲げモーメント(肉体的問題だけ考えれば)。極めて当たり前な筋肉の生理を繋げれば難しい事は何も無く、痛みの部位ごとにTPを覚える必要もありません。
動きから探したTP発生筋の中から、手力独特の二点刺激でピンスポットを探すのが上級講座。患者さんとのコミュニケーションにも一役買うので、必ず互いに確認しながらピンスポットを探しましょう。『身体っておもしろい』『身体は変わる』そう思ってもらうことが何よりです。見せ方・伝え方・アピールの仕方に個性を発揮しましょう。
日曜は後半は活躍著しい卒業生が遊びに来て、練習台のち身体の使い方講座へ。
まったく力みの無い良い圧をズシっと決める先輩が頼もしい。筋肉の壁に当てる感覚も見事です。出来ない事を悩むより出来る事を楽しんでいる人は結果的に出来る事が増えていきます。しかも楽しみながら。身体ガチガチで姿勢も凄く悪くて骨盤を立てて座る事さえままならなかった先輩ですからね。現役生諸君の方がハンデはずっと少ないです。
色々教えていただいて散々お喋りして、確認したい事を忘れて帰っていきました(笑)
極小スクール手力整体塾は、元気で楽しい塾生・卒業生に支えられています。ありがとうございます。