スポーツでも楽器でもお笑いでもはたまた人生においても、ゼロからイチを生める一部の天才を除き、手っ取り早く上達したいなら手本となる師匠(メンター)を見つけるのが◎。
見つけたら、理不尽でも遠回りでも(と思っても)師匠の言うことは絶対。言われたことは有難く頂戴してひたすら実行です。実践した上で意見をいうのはアリですけれどやる前からアレコレ言うのはナシ。プライドも工夫もいりません。『自分の選択を信じる』。ただそれだけです。
アイテムよりシステム(技よりスタイル)
ワタクシにも、足を向けて寝られない方がいます。
この世界に入る大きなきっかけとなり、後に施術全般の師匠となってくださった村田整骨院の院長。(近頃ご子息に代替わりされたようです)
マーケティング全般の教えを頂戴し、セルフケアのメソッドを一緒にやろうとお誘いしてくれた指針整体(現:骨盤力)の松乃先生。(サハラマラソンに続きアマゾンジャングルマラソンも完走したそうです。おめでとうございます)
どちらの師匠の教えも、はじめの数年はとにかくソックリ実行することに努めました。今となってはそれぞれの方向性が変化してスタンスも変わりましたけれど、このお二人が今のワタクシを創ってくれたメンターであることに違いはありません。
『何を』というマクロな目線でも学びはしましたけれど、『どのように』というワイドな視線を大切にして、アイテムよりも全体のシステムを学ばせて(盗ませて)もらって今があります。
憧れの女優さんの服や持ち物を真似るより、姿勢や身のこなしを真似た方がずっと早く近づけるというものです。アイテムよりシステム、技よりスタイルですよ!
師弟の距離
店舗で開業したいなら店舗を構えている人を、出張で開業したいなら出張している人を。ガッツリ施術をするのかセルフケアの指導に力を入れるのか・・・。メンターに据えるのは、自分が目指すスタイルの先を行っている人です。
ただし、『他店舗展開で年商1億』を目指すからって、いきなり1億円プレーヤーをメンターにするのは時期尚早。住んでいる世界が違えば使っている言葉も違う。折角の教えも実践できなければ意味が無いので段階を踏むのが大事です。
あなたが整体師になった時も同様に、クライアントとの距離が離れ過ぎないよう注意が必要です。超人に憧れる人は居ても、超人になろうとする人はそう多く居ませんからね。
どうすれば其処へ行けるのか、過程がイメージできるくらいちょっとだけ先を行く。そんな距離感が互いに成長できる“良い塩梅”のコツだと思います。
自分も出来そうと思える立ち位置
今月12年目に突入した手力整体塾は、未だ看板もない古びたアパートの一室にあり、手作りのWEBサイトで集客をして手作りのテキストを配り、ワタクシ一人で運営しています。きっと誰でもが「出来そう」と思えるくらいの立ち位置だと思います。それは当時のワタクシが師匠達に対して抱いていた感覚でもあるのです。
遠すぎない目標。
書いていて何だかちょっと『手の届くアイドル』みたいでウケましたがw、それくらいのスタンスの人も居たほうが良いと思うのであります。
そんなわけで、楽してボロ儲けしたいなら楽してボロ儲けしている師匠を探して下さい。(そんな人多分居ないけど)
言いたいことを言ってやりたい事をやって循環に加わり、そこそこ稼ぎつつ遊ぶように働きたいなら、手力整体塾のパンチ伊藤が最初のメンターになれるかもしれません。あ、選ぶのはアナタですから伊藤を信じず自分を信じてくださいね!
【生き方を】そのまま【働き方】に
『遊ぶように学び、遊ぶように働く』。素のままの自分で誰かの役に立つと「生き方」はそのまま「働き方」になる。
「頑張る」より「愉しむ」。遊びが全てを救う。そんなモットーを掲げる手力整体塾@からだ応援団です。