トリガーポイント発生筋が同じでも症状が違う

臨床の授業では、気になる症状の人や、街で見かけた気になる立ち方・動き方を持ち寄ってもらうようにしています。サービス業、特にフリーランスになるなら、“自分からネタを振る”という“ボケ”の立ち居地になれる必要がある。授業といえど受け取るばかりではなく、自ら進んで発信・ネタ振りをできるようお願いしています。
とはいえ、膨らみそうなネタが出ない時もあるので、そんな時は決まって手力名物ポージングです。

ポージング

思い思いのポーズをとってどこの関節がどうなっているか答えていくもの。さらに作用している(縮まっている)筋肉と伸ばされている筋肉も思い浮かべる。机に向かわなくても勉強はできます。しかもこの方がずっと覚える。

関節の動きと筋肉がスムーズに出るようになってきたら、ずっとそのポーズをとっていたらどこに痛みが出てくるか予想する。キモは重力で発生する曲げモーメントですが、1Gが突如2Gになったら・・・・と思えば簡単。ポーズから予想した痛みを取っていくのに、狙いとなる部分まで発想できれば手力整体師として認定レベルです。

今回はそんなポージングから派生したお題をひねりだしました。
問題になった動作は左股関節の屈曲・内転・内旋と右股関節の外旋。狙いの筋肉を絞り込む為に書き出した動作と筋肉はホワイトボードを埋め尽くすほどでしたが、ひとつずつ触診しながら可能性を潰して最終的に狙った筋肉はほんの数種。しかも左右とも同じ筋肉を狙って可動制限と動作痛を解消できました。

筋肉の特性を理解していれば珍しい事ではありませんが、それでもやっぱり身体は不思議で飽くなき面白さです。

 

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴19年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの/が好き。2020年から自然農の畑やってます。

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