「幾らにしてくれる?」
そんな友達はみんなザックリ切り捨ててしまったので今は全くいませんが、10数年前まではやっぱりまぁまぁいたもんです。こちらも駆け出しだったのである程度許容範囲でしたけれど。
ワタクシ自身も運ちゃんだった頃には釣具屋の友達に「幾らになる?」とか言ってました。ホント申し訳ない。恥ずかしくって穴があったら入りたい気持ちでございます。
金は天下の回りもの!そうですグルグル回ってるだけなのです
物々交換の代替えとして生まれたお金は本来グルグルと回っているだけ。AさんがBさんからモノやサービスをお金で買ったら、お金はBさんのところへ移動するだけでけっして無くなるわけじゃない。無くならないように、腐らないように、お金が出来たんですからね。
実際、17年ほど前に某整体学校へ支払ったワタクシの授業料は、その後の非常勤講師バイトでワタクシのもとへ返ってきました。
お金はグルグル回っている。それが事実。
今出ていくお金はいつしか自分の元へ戻ってくるお金だという認識が大切。
安く出したら入る分も安い
安さと壊れなさを売りに世界中で持て囃されていた日本製品は、生産コストの安い他のアジア製品の大波にのまれて買い叩かれて、コストを下げた所為で貧しい国一直線。日本の最低賃金は先進国中最下位。今やすっかり『安い国』のレッテルを貼られております。
我ら日本人だって国産が良いことは十分知ってるのに輸入品を買っちゃうんだから尚更です。国内で回るはずのお金が海外へ流れて値切られた少額が国内で回ってるようじゃ景気が回復するはずがありません。
価値よりも価格を優先して安いものばかりにお金を払っていたら、戻ってくる分もそれ相応になるのは当然です。
そんな価格優先の買い叩き・値切り交渉を、事もあろうに身内(日本人同士)でやっていて、ファストフードはいつまでも安く、ロードサイドののリラクゼーションは10分500円以下、ドーナツはタダで配られる。国民のマインドが変わらなければデフレ解消は難しいのかも知れませんなぁ。
友達・知り合いだからこそ正規料金
スケールを変えても同じことです。
見ず知らずのお店では当然のごとく正規料金を払うのに、友達・知り合いに対して「幾らでやってくれる?」などと言ったり、お友達価格で提供してしまったりしては、身近で回るお金が少なくて誰も儲かりません。
- 友達だから値切る
- 友達だから手を抜く
そんな負の連鎖から良い事が生まれるわけがない。
- 友達だからこそ正規料金を払う
- 友達だからこそ全力を尽くす
まずは身近なところから正の連鎖を生むのであります。友達には甘えるんじゃなく応援やリスペクトをしましょうね。大切にするモノ、間違えないように。
裏磐梯檜原湖でバスプロのガイドを受ける
先日福島県へ行った本当の目的は、3年振りになる檜原湖でのバスフィッシング。
磐梯山の噴火に伴ってできた裏磐梯の湖群は、それはもう複雑な地形で、熟知せずにボートを走らせると突如現れる水中島に衝突→沈没の危険があるのでガイドを頼むが正解です。
ガイドはもちろん、マブダチのSHINGOプロ。年に数回遊べれば良いほうで今回も昨年11月の大島以来になりましたが、1回1回が濃いいので随分昔から知ってる友達のようにお付き合いさせていただいてるバスプロ歴30年?くらいの大御所です。
ペンションマーベリックの宿泊がセットになったガイドプランは2名で58000円。はい、ただでさえ結構破格ですから値切らないように!
料金は色付きで支払いましたがアレンジはワガママ言いまして・・・・
まずはウチダザリガニガイド。
特定外来種ゆえ生きたままの持ち出しが出来ないのでその場で茹でて食ってやりましたww。美味いっすよ、これ。
バス釣りは夕方からと翌午前中だけというワガママプラン。
最後の最後に有終の美を飾れそうなデカイ魚を掛けたワタクシ。SHINGOプロはネットをスタンバってますが、モッテない男はキャッチに至らずバラすのであります。ホントすみません。
友達・知り合い、身内だからこそ値切らず手を抜かず気持ちよく働いてお金を回しましょうね。
手力村構想
こちら福島1日目に立ち寄った大晦日のゆく年くる年でおなじみ大内宿。
それぞれの家にそれぞれの役割があってきっとこの小さな集落だけで生活は完結出来ていたんですよね。○○屋から□□屋へと集落の中でお金はグルグル回ってた。旅人が落とす分で集落が潤えば中の人みんなが潤ったわけです。
お金は社会の血液。
特定のところばかりに血を集めてる国は放っておいて、小さくても血行の良いコミュニティが出来ないものかと思っているのであります。
手力整体塾の卒業生・認定者は140人超。各々色んな資格や特技をもった個性豊かな面々が手力という見えない村にいるわけです。それぞれが看板を掲げさえすれば案外この中だけで完結できるんじゃないですかね?イメージ伝わりますかね?
「140人も居たら小さい島乗っ取れる」とか冗談言ってましたけど、小さな村ならほんとに作れそうな気がするのです。
ということで、看板を掲げる場所を創ろうと思います。卒業生・認定者の皆さんには、近々(ホントか?)インフォメーションしますのでよろしくお願いします。値切らずオマケもせず、みんなで少しずつつ器を大きくできる血行の良い村を一緒に作りましょう!
先日卒業した青柳さんが早速ご利用受付を開始しております。値切ったりしないでご利用よろしくお願いします。