そんなわけで今年も東北の地へ遊びに行って来ました。
福島県裏磐梯。
一昨年にお邪魔した時はまだちょっと重い空気が漂っていましたが、ここ数年桧原湖の釣りが調子良い事もあってかすっかり活気が戻っているように見えました。
いつ来ても実に気持ちの良い景色。
今回は福島県初訪問の友人を伴って、WEBサイトをサポートしているバスプロ（バス釣りのプロ）SHINGOさんにガイドしてもらいました。
目標1．初桧原湖、初スモールマウスバスの友人に楽しんでもらう
目標2．ウチダザリガニを食す
目標3．SHINGO WEB の素材確保。新しいメニューの創造
結果から言ってどれも達成。
語るべきはウチダザリガニ。
某ドラマでも『ザリガニやないとアカンのです！』というシーンがあって大変気になっていた折。食べるだけなら北海道の阿寒湖からボイルした物を取り寄せれば良いのですが（1kg1700円と驚くほどリーズナブル）そこは釣り人。
童心に返って自らの手で捕まえてフレッシュな物をいただこうという寸法です。
ただしウチダザリガニはラージマウス&スモールマウスのバス属同様特定外来生物に指定されているので、生体での持ち出しは禁止。捕獲したら限りなくその場で調理してしまう必要があります。
ザリガニといえどやるからには本気です。地元おすすめの乾燥タラ珍味、定番のスルメ、ピンときた貝ヒモ珍味と、エサも3種用意。
結果ワタクシの直感が冴えまくって集魚（集ザリ？）効果、餌持ち、挟みやすさとも貝ヒモが圧倒的強さを見せ童心に返った4時間弱（ザリ釣り4時間ってww）で60匹くらいの捕獲に成功。
地元の方にご協力いただいてグツグツ茹でたらまっこと芳醇な海鮮？の香りが立ち昇り、誰がどう見ても小さなロブスター。そして肝心のお味ときたら・・・・シッポは海老、ハサミは蟹！まさにエビガニ！！
海老グラタンと蟹グラタン、海老コロッケと蟹コロッケ・・・ウチダザリガニだけで両方出来ちゃいます。
阿寒湖、塘路湖（とうろこ）を除く北海道の湖では駆除が盛んに行なわれているようですが、今あるものを無くすよりも活かす事の方があらゆる事柄に必要だと思いますけどね。
外来種といえど命。人間の都合で連れて来られて只闇雲に処分されるなんて刹那過ぎる。『全部食べつくして●●だけになる』などと外来種を語る人がいますが、そんなわけないじゃなん。考えてから言えっての。一番残酷なのは人間だよ。
ちなみに桧原湖では9/20までの土日祝、観光協会主催で『釣って食べちゃうウチダザリガニ釣り大会』が行なわれています。
興味ある方は是非。あ、貝ヒモ珍味をお忘れなく。
そして翌日はスモールマウスバス。
こちらも特定外来種ですが、ここ桧原湖では貴重な観光資源という位置付けがすっかり定着しているように思います。シーズン中の土日には数百艇のボートがコヤツを求めて浮くようですからね。
SHINGOさんのお陰でこちらもザリガニ並みに釣れ釣れ。
この後ゲリラ豪雨に打たれた事も合わせ、今回も大変楽しい福島県でありました。SHINGOプロ、ペンションマーベリックさん、アウトドアスポーツクラブバックスさんに感謝！ありがとうございました。
釣りも整体も遊びも仕事も、楽しみながら上達する秘訣は一緒
やっぱりそんな風に思うのです。
興味を持ち五感を開くこと。
考えるより感じること。
間違いを恐れないこと。
手本を見つけ真似ること。
道具を上手く扱う事。竿もルアーも勿論身体も。
対象の気持ちを考えるのではなく対象に成りきること。
ワイドとマクロ、視野の切り替えを習得すること。
復習を怠らないこと。
文章を書くこと。
小さな『出来た』を喜ぶこと。
今しか無い事を知ること。
目的と目標と手段を明確に分けること。
常に『なぜ？』を意識すること。
『目的を失ったとたんに、人間の脳はエネルギーが枯渇してしまう』とも言われています。
お客さんに薦められて観はじめた天皇の料理番。最終回もオンデマンドで観させて頂きました。
料理番の目的は天皇の健康を支える事。
その為の目標は末永く料理番で居る事。
そして手段は常に工夫を凝らし、細心の注意を払い料理する事。
時には鬼畜と噂される米人に媚売ってでも天皇の健康をお守りする。
短気の癇癪持ちでも目的が明確なら堪えられる。
目的はひとつ。手段は星の数ほどある。
目的はけして辿り着かないところ、方向。目標は通過点。
ブレない目的へ向かう目標を定め手段を講じる。この順番も大切だと思いますが、最初からすんなり目的が定まる人も早々居ないと思うので、とにかく色々とやってみたら良いんじゃないでしょうかね。
さぁて、本日から今月の4日間集中講座です。ハリキッテいきましょー！
