『この人は何処で英語を習ったの?』
はじめてニューヨークに行った時、セクシーなオネイサンがボクを指差し友達に確認してました。
『コイツは中学高校と6年間も学校で英語習ったんだゼ』
時間にして果たして何時間英語教育を受けたのでしょうね。まったく。
それでも旅するだけなら、質問する形と希望を伝える形だけ丸暗記して何とかなっちゃうけれど、半世紀も生きてきて相変わらず『喋る』レベルには程遠い。そろそろもうちょっとマジメにこの問題をどうにかしなきゃいけないんじゃないかと思う今日このごろなのであります。
小学校からはじまってる?
近頃は日本でも小学校から英語教育がはじまっていると耳にするのでちょっと調べてみましたが、英語がきちんとした教科になるのは未だ中学からみたいです。(私立や一部都会の小学校は別)
現状は小学校5、6年から『外国語活動』として英語の歌を歌ったりゲームをしたりが必修で、ようやく2018年以降『外国語活動』が3、4年からはじまり、5、6年から成績の付く『教科』として義務化されるんだそうです。
今まで6年間義務教育で勉強してきて微塵も喋れなかった英語が、2年増えたところで喋れるようになるかどうか・・・。
ちなみに、中国は小1から(地方は小3から)、韓国は小3、タイは小1から、既に英語教育がおこなわれているようです。
第二言語の無い先進国
韓国のカフェのオネイサンは流暢な英語を喋るし、ネパールの田舎のお土産屋さんでも英語はもちろん日本語で値段交渉ができました。
東京オリンピックまでもう秒読みと言って良いはず。お巡りさんとか、交通機関の人とか、お土産屋さんのアルバイトとか、英語だけでも喋れるようにしておかないとパニクる事請け合い。日本の評判落ちることも請け合いです。
都内の地下鉄なんてワタクシでも迷うし、道もすこぶるわかりにくいですからね、日本て。
対策を真面目に考えている人がいるのかどうか知りませんけれど、もしかしてボランティアにがっつりおぶさるつもりなんでしょうか。気付いたらペラペーラな中国人が外国人の相手をしていたりして・・・。
途上国の結構な田舎以外、あちこちの国で『第二言語』(第一言語=母国語)というのがあります。
悲しいかな日本では標準語と関西弁とか津軽弁とかウチナーグチなどがあるくらいで(いやもうウチナーグチに関してはほとんど外国語ですがw)、母国語に対する公用語というものがありません。英語が喋れても喋らないフランス人とは随分違って、なんだか只の意固地にさえ思えてしまいます。
2020年、先進国日本の東京で英語が通じないなんて、沢山の観光客がビックリするかもしれませんね。
日本人は減り外国人は増える
日本人の人口は驚くほどのスピードで減っています。
反面、日本にいる外国人の数はうなぎ昇りです。
加速してきた多民族化についていけない日本人はお役目御免で、国だけ残って事実上乗っ取られても不思議じゃありません。銀座のコンビニで中国人の店員がレジ打ってるのを目の当たりにして、ちょっとそんな恐怖を覚えましたとも。
どれくらいの勢いで外国人が増えているかと言えば、直近たったの1年間で観光客は26%増!在留もなんと10万人近く増えてるのです。(在留に至ってはあくまで公式の数字なので実際はもっともっと多いはず。)
関連資料へのリンク、貼っておきます。
移民受け入れるなら受け入れるできちっとやらないと、美味しいところだけ持って行かれます。これだけの外国人を指を加えて見てるだけで良いんでしょうか?
お年寄りが増えるから整体院は大丈夫?
人口は減ってもお年寄りだけはドンドン増えるので、整体院や他の治療院などにとってはまだ明るい未来がありそうな感じもします。んが、お年寄りがお金を持っている時代は既にピークを越えました。これから増えてくるのはぶっちゃけ貧困老人・老後破産。
年金はすっかり少なくなって子どもの世話にもなれない。介護や医療で保険適用を受けてもその支払すらままならない。そんな人が自由診療など受けるはずがありません。
もうね、減っていく日本人を奪い合うよりも増えていく外国人を対象にする時期が来ていると思うのです。
英語が話せる整体師・セラピストさんはそれだけで頭3つほど抜け出せます。『いやぁ羨ましい』とヨダレ垂らしててもしょうがないので、せめて専門分野、身体に関することだけでも英語で説明できる位になりたいパンチ伊藤でございます。
みなさんもどうですか?
英語で問診、検査、施術。興味ある方は10月最初の土曜日、開けといて下さい。