手力整体塾@からだ応援団のパンチ伊藤です。酉の市へ参加したお陰でまたひとつ勉強できたおはなしです。

2025年は【乙巳の年】大化の改新から還暦23回目!

2024年も残すところわずか。っということで酉の市へ。

起源や発祥には諸説あって定かではありませんが、今年1年の収穫を祝う収穫祭がどこかで転んで縁起熊手で商売繁盛を願うお祭りとして年末の風物詩に。景気よく手締めする様子をテレビで見たことある人も多いでしょう。

足立区の花畑鷲神社からはじまったとされる酉の市は、都内を中心に関東の一部で行わていましたが、近年は静岡県や愛知県でも行われるようになっているようです。我が街藤沢の白旗神社でも規模は小さいけど古くからやってますね。

そんな酉の市の中でも最大、150店もの熊手屋が軒を連ねる浅草鷲神社の酉の市に、一昨年に続き熊手屋さんとして参加。久しぶりに大声張り上げてきました。

アラ還三人衆の熊手売り

干支に興味津々

一昨年参加した時は予備知識も何もなく単に仕事をこなした感じになりましたが、まず体験してみて『好き』『面白い』と思えたので少々深堀り。酉の市や熊手のことはもちろん、熊手に飾られる縁起物のこととか干支のこととか、客さんとのやり取りに使えそうなアイテムを今年はしっかり身につけて愉しんできました。

特にワタクシの興味を惹いたのは『干支』。
来年2025年の正確な干支は『乙巳の年』。
興味は勝手に広がって乙巳の年に起きた出来事に及ぶ。
1番大きな出来事は何と言っても645年『大化の改新』。別名が『乙巳の変』だということを初めて知ったりなんだり、面白いったら無い。

大化の改新で天皇を中心とした『日本』が正式に誕生したとする説が濃厚なので、『乙巳の年』は日本が誕生した年と言えるわけです。日本初の元号「大化」の元年が645年乙巳の年。元号(平成とか令和とかってやつね)がコロコロ変わってしまうのでわかりにくいけれども、日本は来年1380歳!おめでとう還暦23回目。

十干、十二支

乙巳ってなんて読むの?ですよね。
乙巳は『きのとみ』と読みます。驚いたことに一発で変換できます。干支で一番有名なのは『丙午』(ひのえうま)だと思いますが、こちらも一発で変換できます。まるで読めませんけどね。

まるで読めないのは完全な当て字、当て読みだからです。

一般的に干支として言われているのは干支の『支』の部分。十二支です。
【子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥】

干支というからには『干』の部分が必要でこちらを十干(じっかん)と言います。
【甲乙丙丁戊己庚辛壬癸】
(こうおつへい あたりで予測変換が出る!すごい!!)

十干、十二支を合わせてはじめて【干支】になります。
十干と十二支なので組み合わせが2つずつズレて、元に戻るのは60年後。還暦というのは干支が一周したことを指すわけです。
六十干支の最初は『甲子』。1924年、甲子の年に出来た球場だから甲子園なのは有名なはなしですね。

陰陽五行

で、読みに関しては更に【陰陽五行説】が加わります。

【五行】木火土金水
【陰陽】陽=兄(え)、陰=弟(と)

なので六十干支一番目、甲子は『きのえね』と読むわけですがとんでもなく力技なので文字と読みは全く合ってない理不尽極まる読み方です。誰が考えたんでしょうね―。

とにかく来年2025年は六十干支42番目【乙巳】の年。
未来の種を育む、強くしなやかに前進する、そんな年だそうです。60年前の乙巳は・・・

  • いざなぎ景気
  • 大阪万博決定
  • 地震頻発

さて来年、どんな年にしましょうか。
と、干支の話を完全マスターしたかったのでブログにした次第です。お付き合いありがとうございました。

好き嫌いは体験してから

好きなものが見つからないとか面白い事がないとか言う前に、

  • まず食べる
  • まず行く
  • まずやる

バイアスを掛けずオープンマインドでまず体験して、自分の感性に響くものがあったらちょっと深ぼる。『好き』ってものはそうやって育んでいくものなんじゃないでしょうか。

食わず嫌い同様、手当たり次第に食い散らかしてまるで深ぼらないのも勿体ない気がします。身体や整体や健康に興味があるならしっかり深堀りしましょう。どんどん面白くなりますよ!
(書いてる最中に『干支=Zodiac』ってはじめて知った。Zodiac Works (故)松崎さんすみません意味知りませんでしたw)

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