開業体験記に詳しく書いてあるように、わたくしパンチ伊藤は訪問スタイルで整体業を始めました。開業にあたり準備したのはウェブサイトと名刺、フリマに出店するための折りたたみベッドくらいで、使った資金は5万円ほど。電話は自宅の番号をそのまま使いました。

順調とはいえませんでしたがお客様も増え、教えて欲しいという人も現れたので物件を見てまわるもピント来るところに辿り着けず、自らが引っ越しをして、気持ちの良い自宅を整体所兼教室として開放(旧AJITO)。この物件、静かで空気は気持ち良いけれどとにかくボロイ隠れ家。トイレはなんと汲み取り。『とりあえず』のつもりが結局取り壊し退去になるまで5年ほど、元自宅で営業してました。ここから巣立った塾生は24名。ボロイAJITOへ良く通ってくださいました。ありがとうございます。

初期の手力整体塾はとにかくボロかった

自分に無い(と思い込んでいた)ものを得る為、色んなセミナーに参加した時期もありますが、大半の手技やテクニックが自分にあるもので理論付け出来る事に気付きました。

上を見たらキリが無い。
不幸の始まりは『無いものねだり』だと思うのです。
幸せの始まりは有るモノに気付く事。有るモノを活用する知恵を身に付ける事。

ミニカーが大好きだったガキの頃、それで遊ぶための大きなパーキングやらガソリンスタンドは買ってもらえず(リカちゃんは持っててリカちゃんハウスは無いみたいな)、大きな紙をいくつもくっつけて道路を書いてミニカーを走らせていたっけ。
バンドを始めた頃はエレキギターが無くて、マイクジャックに刺したヘッドホンを(マイクも無かった)家にあったアコギのサウンドホールに押し込んでミニコンポで鳴らしてたっけ。

今あるものでやってみる。すると案外出来ることに気付く。本当に必要なものがわかってくる。
そもそも楽しさとは創意工夫するところにある。簡単に手に入る楽しさは薄っぺらいと思うのです。楽(ラク)しちゃ楽しくならない、これ真理。

伊藤の座右の銘に『上見て働け、下見て暮らせ』というのがありまが、ここで言う“下”とは足元の事だと思います。
足元に転がっているもの、意外とありますよ。インターネットも今やほとんど全ての人に平等にある。あるもので出来る事をやらずに無いものを嘆くのはやめましょうね。

 

とか良いつつ、また新しい竿を購入しました。釣りバカ整体師改め釣具バカのパンチ伊藤です。新入生が入るたびに釣具が増えます(爆)欲しいものはやっぱほしいっ!
そんなわけで Merry Christmas For Me! & Everyone!

メリークリスマス

 

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴19年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの/が好き。2020年から自然農の畑やってます。

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