ラーニング(学習・学ぶこと)には2つの方法があります。
パッシブラーニング
講義を受ける・聞く・読む、など受動的(パッシブ)な学習。日本の教育は残念ながら未だ大半がここだと思います。
アクティブラーニング
討論する・体験する・教える。自ら積極的、能動的(アクティブ)に発信・発言・行動して行く学習法。『出来てから』ではなくて『やりながら』足りないものに気付いたり大切な事を反芻したりしていく学習法です。
アメリカのNational Training Laboratoriesが、学んだ内容を半年後にどれだけ覚えているか比較調査をしたもとに、ラーニングピラミッドと呼ばれるものを作成しています。ピラミッドの底辺ほど習得率が高い、半年たっても覚えていた学習法なのだそうです。(それぞれの習得率にパーセンテージが付いているのですが、そこは個人差が大きいと思うので取っ払いました)
上4つの受動的学習でも『知る』ことは出来ます。だけれど、『知っている』と『やっている』では全然違います。知っているだけの知識は大抵の場合使い物にならないのです。
体験見学者さんへ、レストアVol.0。新入生へスタート講座
土曜は体験者さんが2名いらっしゃいまして、丹田再生レストアストレッチのビックリ体験急遽開催。入塾3ヶ月目の塾生が講師役をかって出てくれました。
実際にやってみて問題に気付いて修正していくのが一番早いのです。4、5回もやれば上手くなります。最初は誰でもビビる。挑戦する気持ちが偉い!
Tさん、Kさん、楽しんでいただけましたでしょうか。見学ありがとうございました。
日曜日は新入生を迎えてのスタート講座。この講座は代々現役生が繋ぐことを慣わし。手力整体をおこなう上でとても大切なことをまとめてお伝えする時間なので、タイミングが合わない人は非常にもったいない最強のアクティブラーニングなのです。
新入生が入ってからの1、2ヶ月は先輩方の学習定着率が問われる時期でもありますな。
身体のメンテナンスもパッシブからアクティブへ
整体や介護の業界でも『アクティブケア・パッシブケア』という言葉があります。
パッシブケアの無い整体はパッシブラーニングの無い学習の如し。受け身だけでなく自ら能動的にケアしてしてゆくパッシブケアこそ、重要かつ効果的なのです。
ケアという概念ではないかもしれませんけれど、ヨガやピラティスの人気を見れば、自ら動くことの重要性を感じている人は確実に増えていると思います。
痛みの強い人はまず受動的に痛みを和らげる必要がありますが、動けるくらいになったら積極的に動いて根本から変えていく。
形を変える事は回り道にしかなりませんが、動きが変わることは分岐点になります。2日後、3日後と調子が良くなる整体にはそんな秘密が隠されているのです。
パッシブラーニングでまず知る。知ったらすぐに反芻。振り返って繋いで自分の言葉で出す!塾生レポートも大切なアクティブラーニング。新入生の投稿がはじまるはずです。乞うご期待。(ちなみに、勘違いや間違いも(放ったらかしなわけじゃありませんが)そのまま掲載してます。暖かく見守って下さいw)
ワタクシは本日から熊本です。釣りで復興のお手伝い!待ってろくまモン。Facebookは更新するかも。