オトナゲないことですが・・・授業中声を荒げる事があります。この4日集中でも何度か声が大きくなりました。3度は普通に注意しますがね。4度目は声を荒げる。場合によっては手を叩きます。
個人差はありますけれど、たった1度、たった一言で積み上げたものが崩れ去ることもある。特に男性術者で相手が女性の場合、手の置き方をひとつ誤っただけで取り返しの付かない事になります。
見立てが下手くそでも施術がイマイチでも大した問題じゃない。個別の見解ですからね。けれど一般的な見解で駄目なものはダメ。
患者さん・お客さんを困らせない事、不快にさせない事。腕の力を抜くのもその一貫。わかりやすい理論より痛みが取れる手技よりこだわっているところです。気を配りましょう。
施術はコミュニケーション。しかも向かい合った対話ではなく、出来る限り同じ方向を見ながらのコミュニケーションです。
お客さん・患者さんが何をして欲しいのかどうなりたいのか良く観察をして、自分の出来る事・やりたい事を調整しながら導いていく。あまりににもかけ離れたところを見ている場合は断る勇気も必要になります。
自分は何処を向いているのか、共感を得るための発信を継続していく。ろくに発信せずに集客しようとすれば価格競争に巻き込まれる。共感もヘッタクレも無い人が集まるのでやりにくい事もこの上ない。
集客は共感の提案。提供するもの(施術)は似通った目的へ向かう手段。
釣りバカ整体師パンチ伊藤の人生の目的は『笑って死ぬ事』。
自分で時間を決め、大切な人達と過ごしやりたい事をやりきるために、看板を掲げない予約制の整体院と整体スクールを手段としています。
そんなスタイルを発信していると共感した人が体験をしに来てくださいます。ありがたいことです。『人生後半。やりきった感が欲しい』。先日、体験見学にいらしたKさんも仰っていましたね。
手力整体塾の見学対応は塾生の役目。伊藤は隣で練習台になっていましたが、過去に何度か強い言葉を浴びたIさんが次々と痛みを取っている様を、頼もしく嬉しく感じていました。仕上げの運動だけちょっと手を出しましたが、やっているうちに上手くなれば良い事。どんどん実践して欲しいと思います。
こちらSさんの抵抗運動。この時点では受け手が爆笑していますが、繰り返し練習してこの4日間でだいぶ様になったと思います。
さて、あなたの人生の目的は何でしょう。
『ぼろ儲けして左団扇で過ごしたい』なら手力整体塾は(というか整体は)手段から外した方が良いかも知れません。
自分で時間をコントロールしながらそこそこ稼いで、しかも誰かの役に立つ。感謝され承認欲求を満たし自己実現まで可能になる。欲求5段階をバランスよく叶えたい人には、手力整体塾は手段として役立つと思います。