人間十人十色、身体も100人100様。
だからといって、十人十色の相手に合わせて対応を変えたり、100人100様の身体に合わせてテクニックを変えたりするのは到底不可能、ドツボにはまるのが落ちです。
『顧客のニーズに応える』なんてのは自分の思考を捨てた後出しジャンケン。ニーズは応えるのではなく作り出すのであります。
自分は何者であるか
兎にも角にもここが一番重要。【どんな人が】何故そのサービスを提供しカスタマーはどうなることができるのか。WHO、WHY、HOW。ウェブサイトなどの広告にこの3点を詳細にわかりやすく明記しておくことでニーズが生まれるのです。
広告で大切なことが伝わり「思っていた通り」なら、当然リピート率が高くなる。最初から絞り込んでしまえばリピート率90%くらいは可能です。思い切り絞り込んでも、インターネットを活用すれば商圏が俄然広くなるので無問題。
しかもその広告を見てやってくる人達は皆共通の趣味嗜好方向を持ってます。お客様と向きあうのではなく、同じ方向を見ているもの者同士が高め合い成長し合えれば『仕事』から開放されて『働く』事ができるのじゃないでしょうか。
カスタマーが皆同じ方向を向いているなら、相手に合わせるのは加減だけで良くもなります。対応やテクニックをいちいち変える必要もなくなるわけです。
クレームが出るのもリピート率が低いのも『思ってたのと違う』からです。
つまり広告の段階で失敗しているわけで、いくら手数を増やしても無駄なのですよ。
口コミはありがたいけれど厄介
口コミは大変ありがたい集客ですが、スピーカーの人が『どんな人が何故そのサービスを提供しカスタマーはどうなることができるのか』を全て正確に伝えてくれることはまずないので、『思ってたのと違う』事が多くなって必然的にリピート率が下がります。私とあなたが同じものを気に入るとは限りませんから、場合によって口コミしてくれた人とご紹介者の関係にヒビが入ることすらある。強力なレバレッジは反作用も強いのです。
「口コミだけでやってます」と誇らしげに言う人がいますが、本当にそうだとしたら、『自分でカスタマーを掘り出せてない=スピーカーから仕事もらってる』状態なわけであんまり誇らしいことではなく、カスタマーを連れてきてくれる人に売り上げの2/3くらい渡さすのがスジってものです。一番大切な仕事をやってもらっているわけですからね。
良い施術ができるのは当たり前。独立開業したら施術以外に重要な仕事が山のようにあります。スピーカーさんが連れてくる人来るもの拒まず施術するなら、繁盛している路面店で施術だけするセラピストになるのが幸せというもの。重要な部分を人任せにした分当然搾取されますけれどそれでWinWinです。
やりたい事をやりたいようにやって働きたいなら、自分でしっかり集客できるようになること。コレ、必須条件です。
インフルエンザ大爆発で、4日集中講座なのに田舎のショッピングモールみたいに閑散としつつ実は国際色豊かな教室。体験見学にお越しくださったKさんの股間節をいじったりしながら中々濃い話ができたと思います。ありがとうございました。
で、日曜は毎年恒例の新春望年会!(数名帰っちゃった後です、すみません)
県内はもとより、東京、埼玉、福島、静岡、山梨、滋賀、香港と各地からこの為だけに来てくれる人もいる。1番古い人はとは12年の付き合いになりました。
それぞれキャラクターのある自己紹介を聞いていてなんだかちょっと嬉しくなった夜でした。みんないつもありがとっ。
そんなわけで『クレームやリピートは広告の段階でコントロール』するというエントリーでした!