脊柱の胸腰部は大して動かないという事実

金曜日。実に5年振りに男性だけの教室になりました。一昨年後半から昨年は女性だらけでしたけれどね。『だけ』っていうのは何事も出来れば避けたいのですが。

『畑仕事で出た腰痛が殿筋の施術だけで見事解消できた』と嬉しい報告がありました。自分の身体はタダで使える最高の教材。今後もどんどん壊してドンドン解消して欲しいと思います。

『腰痛は殿筋・ハムスト』と単純にインプットしている整体師さんは結構多いと思いますが、大切なのは“何故か”を把握している事。すると殿筋・ハムストを緩めてはいけない場合がある事にも自然と気づくはずです。

人間の背骨というのは実は大して動きません。背骨だけで動いてみればすぐわかります。

胸腰部の可動

骨盤(股関節)を動かさないように背骨だけ動かすのが難しいとも感じるはず。それはつまり普通あまり動かして無いということです。沢山動くように見える頚(頚椎)すらも、実際に動いているのは下部と上部がほとんどで真中あたりはあまり動きません。

それに対して股関節はもの凄く良く動く。良く動くところを固定するのは凄く大変な作業だと小学生でもわかると思います。

立った状態で前屈みを続けると腰が痛くなりますが、姿勢を維持するために頑張っているのは腰周りの筋肉ではなく、凄く動く股関節周り。

股関節の固定

倒れこまないように股関節の伸筋群が頑張っているのです。
座った状態での前屈みが腰への負担が1番大きいというデータがありますが、それはつまり、殿筋・ハムストに代表される下肢の筋の協力を得られないからだと思います。

nachemson

当たり前の事だけ繋いでわかりやすく。
いつでもどんな時でも手力整体のモットーを忘れずに思考する癖をつけていきましょう。

 

見学の対応をしてくださった石田さん。大変ありがとうございました。『施術で指など痛くならないのか』という質問にもきちんと答えていただいたようで助かりました。
Tさんからは見学お礼のメールも頂戴しました。ありがとうございました。その時がきたらいつでもご連絡ください。

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴17年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの全般/が好きです。

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