昨日より2014年の小さな整体の学校手力整体塾がスタートしました。
今年から
- 基本手技
- 臨床
- トリガーポイント
- O脚骨盤矯正
- MM&PC
と5本立ての授業になります。
基本手技の日は徹底して基本手技の練習に当てます。手力名物お話しコーナーも無し。理屈理論も無し。ひたすら体育会系。抵抗運動を含む基本手技を覚えるのはもちろんの事、整体師としての身のこなし、手の使い方、つまり整体師の身体を作る時間になります。“身体で覚える時間”ともいえますね。
臨床は今までの本講座と同様にオリエンテーションから始まり、それぞれのテーマや課題に対して議論&実践し問題解決をしていく時間になります。基本手技をマスターすれば極上のヒューマンマッサージチェア。臨床で議論&実践をつめば整体師。さらにトリガーポイントとO脚骨盤矯正【レストアストレッチ】マスターで死角無し。そんな具合です。
ということで年初の授業は初めての臨床・・・・・つまり今まで通り先ずはオリエンテーション。年末年始の報告から始まりました。それぞれ色々考え行動もした年末年始だったようです。
その後姿勢と動作を見る練習として行なっている名物“ポージング”。全身を正しく見れるようになるのは、(早いに越したことありませんが)卒業近くなってからだと思います。焦らなくて良いです。とにかく先ずは股関節。屈曲⇔伸展、内転⇔外転、内旋⇔外旋。この姿勢を正しく見れるようにしましょう。次は膝、足首そして肩・・・ひとつずつ確実に。それが1番近道です。
ポージングの最中に連動のテキストを見て質問が出たので整理しておきます。
【バンザイは肩の屈曲外転外旋?】
まず回旋に関してですが、バンザイ(小指が正面)の状態から腕を下ろしてみてください。外旋ですよね?確かに、挙上した状態で回旋するとどっちがどっちかわかりにくいです。バンザイはピッチングと相反する動作。ピッチングは伸展・内転・内旋なのでそれの真逆です。
【ピッチングが伸展?】
これをポーズ(姿勢)として見たら屈曲・内転・内旋ですが、ピッチングはポーズ(姿勢)ではなく動作。どっち方向に動いているかという視点で見ます。同様にバンザイも、思いっきりバンザイした状態をポーズで見たら肩関節の伸展に見えなくありませんが、190度とか200度とかあくまで屈曲です。