『生きるってなんだろう』
毎日ルーチンに生きていた運ちゃんの頃には考えたこともなかったけれど、整体を突き詰める内に考えざるを得なくなった命のこと。
痛みとはなにか、健康とは何かを考えていれば、命とは何か、生きるとはなにかに行き着いてしまうのは当然の成り行きですからね。
(注:ウクレレ弾いてますけど嫌んなっちゃたわけではありません。)
種の存続
人間が乱獲や駆除や環境破壊などをしなければ生態系のピラミッドは維持されます。増えれば減り、減れば増えるを繰り返しつつも自然には恒常性という作用があるからです。
特定の種だけ爆発的に増えても絶滅してもピラミッドは崩壊してしまう。定められた立ち位置で好ましい数を維持して生態系を守る一役を担う。自然の生きもの達が生きている理由はそれに尽きます。
ボク等も一応地球の一員なので、人間の命も本質は【種の存続】のためにあります。
20代で子どももつくらずに早々に離婚した出来損ないのワタクシは、生きもの本来の使命をまっとうしてないわけですが、ここはひとつ自分に優しく『遺伝子』の意味を広げて、体験・経験・知識・知恵を繋ぐことで命に意味を見いだしているのであります。
野生の動物だってパートナーに巡り会えない不憫なやつはいるでしょ?遺伝子の螺旋を繋ぐことは出来なくても、身体に付いた蛭やらダニやらに命を分けて、糞や屍でも昆虫や微生物へ命を繋ぐわけです。
種が絶滅してしまっては元も子もありませんが、人間は増えすぎてしまったのでワタクシみたいな命の使い方を選択するのもあながち間違いじゃないように思います。(と、無理くり正当化w)
難しく成りがちな身体の事、お金に換算されがちな健康の事を、もっと簡単にわかりやすく正直に。
当たり前な解剖生理と自然の摂理、普遍の物理と力学。
根拠のない健康情報や目新しさだけのテクニックではなく、身体の本質と自然の摂理を軸に。
パンチ伊藤が生かされているのは、そんな『考え方』という手力整体の遺伝子を繋ぐため・・・・かもしれません。
お陰様でワタクシの命はあちこちに繋がってきています。大変ありがたいことです。
今月も犬の整体、人の整体とも、修了してくれた方々がテヂカラゲノムを各地へ持ち帰ってくれました。
(まだ入塾してないのに写真に収まって下さったKさん、ありがとうございました)
それぞれ各地で繋いでくれると伊藤の命が輝きます。皆さんだけが頼りです。よろしくお願いします!
本科修了の三島さんが、卒業記念に手力のプロモーションビデオ?を作ってくれました。こんな得意技を活かして、整体師・セラピストのためのWEBデザイン講座近日開催!・・・・かも?
何故生きているのか、どう生きているのか。これはそのままコンセプトでありキャッチでもあります。そんなことを真剣に話し合う整体の学校がひとつくらいあっても良いでしょ?
あ、そうそうワタクシの骨は是非散骨もしくは土葬でと遺言を残しておきます。命無駄にしたくないものね。骨までしゃぶってもらいましょう。