椎間板ヘルニア、すべり症、脊柱管狭窄

手力整体塾は今月も遠く福岡から参加の元気な女性を向かえ4日間集中講座開催中。本日最終日です。『湘南に住みたくなってきた』そうです。がはは。

椎間板ヘルニアやすべり症の方に対する施術について質問が出ました。
この手の病理に関して授業中に詳しくお伝えすることはありません。ボク等は医者じゃないから。しかもこの10年ほどで構造と痛みの因果関係はすっかり分離されてきています。知っていても損は無いので質問されれればさらっとお伝えします。

ヘルニアにしろすべり症にしろ脊柱管狭窄にしろ、神経が圧迫されて起こるのは麻痺です。麻痺するんだから当然痛みはありません。ヘルニアが飛び出した瞬間に一過性の脱分極が生じて、打った・切ったなどと同じ早い痛みが生じたとしても、慢性痛(遅い痛み)の原因にはなりません。変形性膝関節症などの関節痛も同様。構造の変性と痛みの因果関係は生理学上まったく説明が付かないのです。だから未だに腰痛の85%は原因不明とされている。そんな矛盾した病理病態の勉強はお医者さんにまかせてボク等は『健康とはなにか』『元気とは何か』を追求しましょう。腰が曲がっていたって元気に笑って人生楽しんでればそれで良いんですからね。

痛みのメカニズム

痛み物質+侵害受容器+脳。慢性痛に必要なのはこの3つ。
構造の変性は含まれません。

お医者さんが概念を学ばない筋肉に着目している手力整体師としては、問診でどんな疾患を報告されてもやる事は一緒。徹底的に筋肉の事だけ考えます。負担が掛かっているところ、負担を生んでいる隠れたコリ(トリガーポイント)、短いところ、長いところ。只それだけを考えて出来る限り恒常性を発揮できるところへまで戻す。それだけです。
ただし、まるで呪いの言葉のように構造の変性を告げられて恐怖心を抱えている人への施術は注意が必要です。最終的に痛みを判断しているのは脳だという事を忘れないように。小さな痛みひとつずつ丁寧にを取ることで恐怖を取り除いていく事。呪いを解くのに焦りは禁物です。

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴17年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの全般/が好きです。

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