運動や筋トレの本当の目的は『発電』です!

運動や筋トレの本当の目的は【発電】である

度々言うことですが【施術】は体を動かす【運動】とほとんどイコールです。

解しちゃいけないところを解してしまった本当の揉み返しはさておき、ちょっと身体が重くなったり軽い筋肉痛が出たりするのは運動したんだから不思議じゃない、ある意味当然の反応です。

で、折角運動するならどうやって動くか・動かすか、【体育】の知識があれば尚更良い。近頃はパーソナルトレーナーという小洒落た名称がありますが、明治の頃から整体師がその範疇を担ってきたのであります。

いつのまにか施術だけがフューチャーされてマッサージやリラクゼーションと混同されるようになってしまいましたけれど、解剖と生理、簡単な物理とちょっと不思議な東洋医学などの知識も合わせて体育をおこなう人、それが整体師です。

で、今回はそんな整体師パンチ伊藤が解剖生理の知識と体験を踏まえ、運動や筋トレの本当の目的を明かしてみたいと思います。

人間は電気で動いている

カエルの解剖や低周波治療機でもわかるように、我々は電気(電流)で動いてます。
細胞の内外にあるカリウム・ナトリウムそれぞれのイオンをやり取りする際に電位差が生じ電流が発生、その電流を元に動いているのが私達の身体です。

この話は結構ややこしくて正直ワタクシも完全に理解できていませんが、電気ウナギが電気を発生するのと同じ仕組みで人間も体内で電気を発生させています。
筋肉の収縮はもちろん、様々な感覚の伝達も脳での処理も全ては電気のお陰なのです。

細胞が刺激を受けるとイオンのやり取りはより活発になります。で、大きな(といっても微細)電流を生じるとカルシウムイオンの出番。カルシウムイオンは神経伝達物質の放出をまねき脳へ信号が送られます。切った・ぶつけたなど「早い痛み」と呼ばれるものはそんな仕組み。
自分で発電した電流が強すぎてビリビリ感電するようなものです。

東京医科歯科大学のサイトに詳しい解説がありましたのでシェアしておきます。→ http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf2/transmitter.pdf

筋肉は電磁石みたいなもの。スイッチONでフィラメントが引き付け合い筋節が短縮する方向に引き付けられますが、スイッピをオフっても引く力が収まるだけで元の位置には戻れません。筋肉にバックギアは無いのです。

筋肉は電気で動きますが、筋肉を動かす事自体【細胞への刺激】ですからここでも電流が生じます。動いた分電気が生まれるのはエンジンでダイナモを回す自動車やバイクと同じですね。逆に、動かさなきゃバッテリー上がるのも自動車と一緒です。

近頃は臓器の動きから電力供給されるペースメーカーなど研究されているようです。

エネルギー変換=代謝

石油やウランもそのままでは使い物になりませんが、私達が食べる栄養素もそのままではエネルギーになりません。エネルギー源は変換しないとエネルギーとして活用できないのです。

変換に機械を使わず、エネルギー源をエネルギーに変えられるのが生きている証。

エネルギー源は変換してはじめて使えるエネルギーになる

食べ物飲み物というエネルギー源から電気を生む?!身体は電流で動いているという事実を知っていますか?

エネルギー変換の際に『熱』という余分なエネルギーも生まれます。これが体温。
逆から言えば、体温高めの人は変換が活発に行われてエネルギーが溢れているということでもあります。

皆さんご存知のように電気エネルギーは蓄えられません。巨大なリチウムバッテリーを用いても精々数日分。何らかの手段で発電(変換)し充電しないことにはすぐに枯渇するのが電気です。

エネルギーの変換が行われなくなり電流が止まる。死ぬとはそういうことでもあるわけです。

元気な人はそもそも勝手にエネルギーが溢れているわけではなく、代謝の結果そうなっていることを忘れないように。

前日のダルさが嘘のように抜けた!トレッキング

前日のだるさが嘘のように抜けた!トレッキングー 運動や筋トレの本当の目的は【発電】である

先週の日曜日、手力整体塾の第3回トレッキング部でした。

実はワタクシ前日に軽い頭痛が続いておりまして、なんだかちょっと鼻も垂れるしどことなく全身ダルいし結構調子悪い状態でした。お山へ入るのは3月以来ということもあって、行きたいと行きたくないが正直半々。

だけれど、1年振りのトレッキング部だしわざわざお休みを取ってくれている人もいるしちょっと強引に誘った人もいるし天気予報は珍しく快晴を告げているしで、今シーズン1番の冷え込みにもめげず07:00に湘南チームをピックアップして相模湖へ。

歩きはじめに現れる舗装された上り坂が一番しんどいのはいつもの事。
駐車場から相模湖駅へ向かう道が1番息切れました。

東京チームと合流し、数分バスに乗ったところから本格的に歩きはじめ。
頂上を目的にするなら登山口バス停があるのだけれど、トレッキン部の目的は頂上じゃないので(みんなが目的の共有をしていたかはナゾ)手前のバス停から東海自然歩道へ踏み入りました。

この頃には身体のダルさはすっかり抜けて息も整い、そこから先はモリモリと湧いてくるエネルギーを感じつつ五感フル開放でお山を満喫。

目線を少し上にすればほんのりと紅葉していたりムカゴがぶら下がっていたりそれは間違いなく秋なのだけれど、『小春日和』とは上手い事言ったもので、斜めから差し込む光は葉脈を透かしまるで新緑の様。鳥たちも好天を喜び賑やかにさえずって非常に気持ちの良い山行でした。

ただ、心配していた台風19号の影響が思った以上に大きく、行くトコ行くトコ土砂崩れで通行不可。国道をまたいでアッチコッチと彷徨った挙げ句、来た時と同じバス停からバスに乗って駐車場まで戻るというなんともちょっと不甲斐ないオチになってしまって、初参加の人には少し申し訳ないことをしました。

が、皆さんその後どうだったでしょう。

ワタクシは帰宅とともに2時間ほど寝てしまい空腹で目覚めたのが19:00。その瞬間、ここ数ヶ月味わったことのない絶好調!を感じました。切れかかっていたバッテリーがガツンと充電された感じでまさしく全身にみなぎるエネルギー、いやはや我ながら衝撃的でした。

結局何処の山にも登ってないのだけれど、皆さんが身につけていたスマートウォッチなどによると2万歩近く右往左往していたらしく、運動量、すなわち発電量はまぁまぁあったわけですね。

平坦な道より歩幅は狭いので距離でいうと10kmちょとだと思いますが、凸凹右往左往の斜め歩きなので滅多に動かないダイナモまでが動員された感じです。

まとめ【電気は元気】

授業をつぶして日曜開催したのはこういう事に自ら気づいて欲しいからに他ならないのだけれど、積極的なのは卒業生だけという残念な結果でした。頑張れ現役生!

流行りの筋トレでも同じこと。『筋トレですべてが手に入る』とアチコチで布教活動が行われていますが、実際に手に入るのは【エネルギー】だってことです。

我々の身体には関節のひとつひとつに高性能なダイナモが仕組まれていると思いましょう。筋肉を収縮させ関節を動かせば動かすほど発電されます。あ、当然『過ぎたら』壊れますのでその点は心してどうぞ。

運動も施術も細胞への刺激。結果電流が沢山発生します。電気は元気。小難しい理論の様々な手技がありますけど本質はいつだってひとつです。

施術と運動はほとんどイコール。もうひとつほとんど同じ効果を得られるものがあります。これからの季節にピッタリな温泉です!

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ところで・・・ヤマレコとかFacebookの山グループとかにも現状が把握できる情報は無く「行かなきゃわかりません」と強行した石老山トレックでしたが・・・・帰ってきてもう一度確認したら、相模湖環境協会のウェブサイトに状況が書かれてました。おかしいなぁ、ここからマップダウンロードしたんだけどなぁwww

しかしここ、見どころ沢山だし由緒あるところらしい空気が漂って非常に気持が良いお山なので、復旧した暁に改めてお伺いしたいと思います。

相模原市の社協では現在活発なボランティア受付をしていない様子だけれど、境内に流れ込んだ土砂がうず高く残る顕鏡寺さん、直接募集した方が良いんじゃないでしょうか。喜んでお手伝いに行きますよ!
内股撲滅最終章の動画↓にもちょっとお山の様子入れました。

程々に疲れるくらい運動してしっかり発電しましょう。
壊れないよう、且つ効率よく発電するためにどんな運動をすれば良いかは最寄りの整体師に聞いてください。

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