糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル。
人間が生きていくために必須の5大栄養素です。エネルギー源として利用される栄養素ですが、楽しく健康に生きるためのエネルギーはどこから生まれるのかっていう、ちょっと凄いこと閃いちゃった話です。
地球はなぜ動き続けているか
自転と好転をずーーっと続けてるって不思議じゃありません?
地球を動かしているエネルギーは何なのか?そんなくだらない事を考えだしたのが事の発端。だってモノが動くのには何らかのエネルギーが要ると思うんだけれども・・・。
地球に関しては、隕石やら小さな惑星やらがひっついて地球のモトが出来た時、それぞれがひっつく時に真正面からじゃなかったので自転が生じたとされているんだそうです。宇宙は無重力で摩擦がないから、ぶつかり合った拍子の回転がずっと続いている。北極から見て反時計回りなのはたまたま。金星と天王星は時計回りなんだってさ。
地球の大気圏の中には重力があって摩擦が生じます。車同士がオフセット衝突してぶつかっても回り続けること無く直ぐ止まる。エネルギー源を供給しなくちゃ動き続けることはできません。
そのままでは役に立たないエネルギー源
エネルギー源は言葉の通りエネルギーのミナモト。そのままでは役に立ちません。
石油は燃やさなければ飲めない水だし、ウランも融合させなければ只の鉱石です。
『電気』というエネルギーで考えれば、各種エネルギー源を熱に変え、水を足して蒸気に変え、動き(タービン)に変換して、発電機を回して、ようやく使える電気になります。
薪と水の蒸気で走りだした自動車は、石炭、木炭、ガソリン、ガス、水素・・・・と燃料が変化してきましたが、エネルギー源を変換してエネルギーにしている点には違いありません。
当初からダイナモが搭載されて、多少の電気を取り出していたようですが、近頃は『燃料を動きに変換して動きからたっぷり電気エネルギーを取り出す』ハイブリッドが旺盛を極めてきましたね。個人的にはどうにもあまり惹かれないけれども・・・。
エネルギー源(燃料・飲食物)+動き=エネルギー
日進月歩で進んでいる科学でも未だ生命は創れません。遺伝子操作や幹細胞、養殖がいくら進んだところで、0から1、無から有を生むことは出来ないのです。
エネルギーも同様。エネルギー源を補給しながら変換器での変換が欠かせない。で、燃料を機械無しで変換出来るのが生命体の証なのじゃないかしらと気付いたわけです。
身体は栄養で動いているわけじゃなく、電気信号で動いています。五感で感じることが出来るのも電気のお陰です。
人間は未だ0から1を生むことは出来ませんけれど、変換器を用いずにエネルギーを生める。ただし、エネルギー源をエネルギーへ変換をする際に必要なのが“動き”だと思うのです。
なんつってね。現状の解剖生理では、ナトリウムイオンとカリウムイオンの電位差から電流が生じ、エネルギーの変換はミトコンドリアがおこなうとされています。
んが、動きまわっている人の方がエネルギー溢れてるのは間違いないでしょ。
不健康だからゴロゴロしているのか、ゴロゴロしているから不健康なのかそれが問題。
こんな記事も見付けました。
呼吸鎖の活性
ミトコンドリアの呼吸鎖(電子伝達系と酸化的リン酸化)の活性(効率)は、訓練(持久運動など)によって、適応的に増強される。
普段、余り運動をしていない人は、ミトコンドリアの呼吸鎖の活性(酸化活性)が弱い。普段、余り運動をしていない人は、β-酸化活性(脂肪酸をβ-酸化で分解する能力)も、非常に弱い。β-酸化活性は、高脂肪食(長鎖脂肪酸)や特殊な脂質化合物(の摂取)によって、増強される(酵素の転写が、誘導される)。β-酸化活性は、運動などの訓練で、増強するには、血中の遊離脂肪酸濃度が高くなる空腹時(低血糖時)に行うのが良いと言う。
動かなくても変換はできるけど、やっぱり動いたほうが沢山エネルギー出るよ!ってことで間違いないんじゃないでしょうか。
エネルギー源をいかに効率よくエネルギーに変換するか。科学が目指す目的はつまるところ生命に近づくことなのかもしれません。
色々考えてみると、動きで変換すること無くエネルギーを生むソーラーパネルはもの凄い発明ですね。逆に、電気を充電して電気で走る、変換の無い電気自動車はあんまりイカシタ発想じゃないのかもしれません。
機械を使わずにエネルギーの変換が出来るのが生命体の証。カラダに良いと言われる燃料(飲食物)を補給するだけじゃなく、ドンドン動いてジャンジャン変換していきましょう。動かなきゃエネルギーは出ない!
タイムリーな時にAmazonプライムで見つけた『東京原発』。この映画、国民全員が見たら何かが変わるかも。