手力整体塾@からだ応援団のパンチ伊藤です。
こんなご時世なので神頼みとか縁起物とかパワー○○とかに望みを託す気持ちもわからなくはありませんが、不思議な力は何せ不思議なので思ったようにコントロールできません。もっと確実に『やったら出来る』コントロール出来る手段のご提案です。
運と運じゃないこと
魚釣りの半分は運です。
アウトドアでの遊びなので天気に左右されるのはもちろんのこと、対象が生き物なのでこちらの努力だけではどうにもならない部分が必ずあります。
だからといって運次第かといえばそうではなく、努力と根性で確率を上げられることは1戦あたり数千万円(アメリカの場合ね)の賞金が出る大会の存在が証明してます。運が要素の大半を占めていたらがプロスポーツとして成り立ちませんからね。
今回はそんなプロの世界で30年近く戦っているSHINGOニィニィと南西諸島、石垣島。連日の雨予報も2度スコールにあたっただけでなんとか切り抜け、狙っていた魚のほとんどをたった4泊の日程で手中に納めることが出来たのはやっぱり運だけじゃあないのであります。
石垣行きが決まってからの2週間はGoogleMap&Earthで島をくまなく20周ほどまわり、季節風のことも考慮しつつめぼしいところにフラッグを立てました。
現地ではあらためて風と雨雲と潮位を考慮してその時ベストと思われるところへ車で向かい、毎日10000歩ほど歩いて魚を探しました。
で、SHINGOプロの技が魚を引っ張り出す。
ワタクシも普通の釣り人よりはそこそこやる方だと思いますがやっぱりプロの技は桁違い。きちんと釣りしてくれるので場所が合ってるのかどうか答えがわかって実にありがたい。
結果釣れた魚は・・・
ギンガメ・オニヒラ・カスミ各メッキアジ、マングローブジャック、ターポン、ホシマダラハゼ、オニカマス、オキザヨリ、アミメフエダイ、ナミフエダイ、コトヒキ、ヤライイシモチ、セグロマツカサ、?ウツボ、オオクチユゴイ、ティラピア、エソ、ヤガラ。
18種類、数は沢山。マングローブジャック、オオクチユゴイ、ターポン、ホシマダラハゼの4種は特に釣ってもらいたかったので目標は完全達成。私自身もここ数年釣りたかったホシマダラハゼを釣って大満足に終わりました。
「レア魚」と言っていい魚たちを場所も釣り方も誰にも教わらずに釣り上げる。それは到底『運』だけではなし得ません。魚の習性を知り島を知り技術を高めてはじめて運が味方してくれるんだと思います。
だけどやっぱり半分は運。魚がいる場所を見つけ食わせる技を使えたとしても、そこにいる魚全部が釣れるわけじゃない。相手も生き物なので全員同じ反応をするわけじゃありませんからね。
コレ、整体などの療法も同じです。
『運』の部分を認識して神頼みするのは良いとして、やったら出来る部分はちゃんとやる。googleマップで島を何周もするように、機能解剖の参考書はズタボロになるまで舐め回すのであります。
パワースポットと心霊スポット
はじめての土地へお邪魔したらまずはその土地の一ノ宮へお参りすることを慣習としています。旅の安全や大漁をお願い・・・するわけじゃなく、単に「お邪魔します」と挨拶するだけです。
ワタクシ実は2度目の石垣島ですが、前回は通り過ぎただけだったので今回はきちんとご挨拶しようと一ノ宮的なのはどこなのか聞き込みしましたが、南西諸島の方々は神様をとても大事にしておられ地域ごとに『一番』が存在しているようだったので、直感でそれと思えるところへお参りしました。
ちょうど赤ちゃんのお宮参りをしている最中で、おそらく『ユタ』と思われる方から「ぐるっと廻るくらいにしておいてくださいね」と声をかけられました。言われるまでもなく拝殿奥の森から得も言われぬ圧が凄く挨拶するだけで精一杯でした。
こういう場所を「パワースポット」と呼称する人達がいますけれど、『謎のエネルギーが満ちている場所』『不思議なことが起こる場所』という意味では「心霊スポット」と全く同じ。違いは受け取る側の気持ちだけです。
しかもその場の【気】を創っているのはそこへ集まっている生きている人達の【気】だと思います。よそ者に奥へ入ってほしくないなぁって思ってる人が沢山いるから、あの感じになるんじゃないでしょうかね。
同様に、多くの人が恐怖心をもって集まっていたらゾクゾクする怖い場所になるんじゃないかと思います。結局生きてる人間の気の方がずっと強いですからね、たぶん。
確かなことと不確かなこと
ちょっと不思議なところもある民間療法『整体』なぞに携わっていると、パワーとかエネルギーとかスピリチュアルなものがどうしてもついて回るのですが、塩を盛ったり神頼みしたりするよりも、窓開けて掃除したり墓参りしたり歯磨いたり大切な人を大切にしたりする方がずっと大切で『気』も高まるんじゃないかと思うのです。
神頼みやパワーナントカを否定してるわけじゃありません。
生き物あいてのことはどれだけ頑張ったって半分近く運なのでその部分は神様に託してもいいと思いますが、頑張ったらなんとかなる部分をちゃんと頑張った上でじゃないと神様だって困ると思うのです。
神頼みの結果じゃ自分の手柄じゃないので今ひとつ自信に繋がりませんけど、出来るだけのことをやって出た結果ならちゃんと自信に繋がる。そうやって【気】は高まっていくんじゃないでしょうか。
やったら出来る、確実なことをやっていきましょう。
何故ワタクシが確実なことにこだわるかというと、ワタシ自身不思議なことが大好きだから。ちょっと油断するとそっち側へ傾倒してしまいそうだからなのであります。
なんせワタクシの手には仏眼も神秘十字もあります。何ならそっち側の方が実力を発揮するかもしれないわけですが、不確かなことで他人を惑わしたくないから個人的に楽しむ程度に留めておきたいのです。
「出来ることやろうよ」って言うのも自分への戒め。
そんなこんなで、機能解剖と物理を積み重ねた手力整体があります。興味ある方は是非ご連絡ください。
【生き方を】そのまま【働き方】に
『遊ぶように学び、遊ぶように働く』。素のままの自分で誰かの役に立つと「生き方」はそのまま「働き方」になる。
「頑張る」より「愉しむ」。遊びが全てを救う。そんなモットーを掲げる手力整体塾@からだ応援団です。
今回の石垣島トリップでは https://tulalajp.com/ のCEO、小川健太郎氏のはからいでツララ石垣BASEに滞在させていただき、石垣島エスケープのあいちゃんに空港送迎までしていただきました。ありがとうございました。「またお入用の際はお声がけください」とか言われちゃうと、『社交辞令』というものを知らないオジサンはソワソワしちゃうのであります。
それもこれも我が友SHINGOプロのお陰。ありがとうブラザー!