頭の中は偏っているのに皆に好かれようとバランス良く発信するのが上手くいかない元凶。思考や肉体はバランスが大事だけど、マーケティングは思い切り偏って良いのです。アベコベアベコベ!

コンテンツSEO

一昔前まで、ブログと言えば更新頻度がモノを言うものでした。更新すればアクセス数は比例して増えるけれど更新をサボればそれまで。わかりやすいと言えば分かりやすかった。

ブログ創世記から15年ほどたった今は、エントリー(投稿)ひとつひとつをコンテンツとしてしっかり作り込む必要が出てきました。頻度も大事だけれど内容がより重要になって昔ほど気軽に書けるのもではなくなりましたけれど、ちゃんと誰かの役に立つニッチなエントリーなら長きに渡って(ロングテールで)検索からアクセスしてもらえるようになったのです。

ニッチなコンテンツSEOを実践してページをコツコツ増やしていけば、多少更新をサボってもサイト全体のアクセスはあまり落ち込まないので、きちんとブログを運営できる者にとっては大変ありがたい。お陰様で、閉鎖していく大手スクールを横目に、手力整体塾は今日も生き残っているのであります。

そんなわけで2017年最後の4日間集中は『自分はどんなコンテンツを提供していくのか』各自脳に汗して考えてもらいました。更には自分というニッチを元に、読者にもGoogleボットにもキャッチーで読みやすいブログの書き方を学んでもらう超実践的マーケティング講座(MMW)。ココまでやっている整体の学校は、自慢じゃないけど手力整体塾だけでしょう。

ウェブを使うからには・・・・

  • ニッチ(思い切った偏り)で商圏を超越する
  • ポイントキャストで必要な人へ届ける

ニッチでロングテールなコンテンツを育てていきましょう。

ナローキャスティング・ポイントキャスティング

ナローキャスティングは気づいてもらうための発信です。
ルアー釣りで言えば、魚を寄せるチカラのある強い波動を持ったルアーを、自らもドンドン動きながら広範囲に投げていくのがナローキャスティング。目当ての相手が何処に入るのかわからなければ、まずはナローキャスティングからはじめるのがセオリーです。

対してポイントキャスティングは言葉の通り、対象の目の前に必要なものを送り込む事。魚の居場所が絞り込めたら、波動弱めの地味なルアーで的確に食わせていくのがポイントキャスティングです。

ナローキャスティングorポイントキャスティング

広告で言えば、ポスティングや折り込みチラシ、雑誌やアドワーズ広告、駅や電柱の看板などがナローキャスティング。必要な人が検索でたどり着くウェブサイトが代表的なポイントキャスティングです。

ちなみに、整体院が潰れる原因第1位は、『其処にそんな整体院があることを誰も知らない』からだと思います。自分の客さんが何処に居るのかわからないうちは、知ってもらうため・気づいてもらうために何らかのナローキャスティングが必要です。

ポイントキャスティングで必要な人にウェブを見てもらうのが理想ですが、ウェブサイトが機能しだすまでは結構時間がかかります。膨大なウェブの中から自分の整体院を探してもらう為にも、思い切り偏ったニッチなコンテンツを、開業前から積み重ねていきたいところです。

ニッチな洞窟温泉
効能豊かでキレイな温泉より、金田一さんが居そうなこんな温泉の方が遠くからお客さんを呼べるのだ。

整体師(フリーランス)は自分を売るために整体というツールを選んだ人

心身にとって単純な善悪は無く『偏り』が悪だけれど、個人は万人では無いので存在自体はそもそも偏っているのです。“生きる”ためには偏りを避けて、“活かす”ためには思い切り偏った方が良いのであります。

商品はこの世にたったひとりしか居ない自分だから、何処にでもあるような整体院になるはずがありません。徹底的に自分を出せば、わざわざ奇をてらわなくてもニッチなものが出来るはずです。

多様性

過去から見る自己分析がマーケティングの根本になる。ここをおざなりにして広告にお金を掛けたり新たなサービスを導入したりしても絶対に道は開けません。ワタクシ、絶対という言葉は滅多に使いませんがこれは絶対です。

上手く行かないのに拘るのは只の意固地!

アベコベになっていることに気付けば何もかもが上手く回りだします。もちろん上手く行ってる人、現状楽しめている人はそのままグイグイいきましょう。

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