考え方を考える。人生を100倍愉しむための禅問答やってます

みなさん禅問答って知ってますか?これを繰り返しているとモヤモヤした霧が次第に晴れてあんな事もこんな事も愉しくなってくる!というお話です。
(注:当方宗教とは一切関係ありません)

手力整体塾の授業は禅問答?!

2年間パラグアイにいた方が体験にいらっしゃいました。そうですついに麗しの南米。いよいよ混沌としてきた手力整体塾なのであります。
で、『授業の前半は禅問答みたいですね』と言われワタクシの頭の中では『スラッシュ禅問答』がループ再生w。意味があるような無いような問答を繰り返す事くらいの認識しかありませんでしたけど、禅宗において悟りを開くために行わるいわば卒業試験的問答が『禅問答』なんだそうです。

有名どころでは一休さんと新右衛門さんが「そもさん(如何に)、~」「せっぱ(わかった!)、~」と掛け合いしていたのも禅問答。公案とも呼ばれるようですがとっても平たく言えばつまり『とんち』ですな。

自然相手に100点満点の答えはない

単純な答えを求める現代の問答と違い『答えのようなもの』をいくつ出せるか。自分の価値観だけで判断しない頭の柔らかさこそが悟りを開く事に通ずるわけです。

  • 当たり前を当たり前と思うな
  • 一方通行で物事を見るな

などとストレートに言われても「はいはいそうですね」ってな具合で使いものになりませんので、教えるのではなく問答で気付かせてくれるのがイケてる坊さん(指導者)ってことになります。ちょっとした自己啓発ものにも大概書かれていることでどこかしらで目にはしているはずですけど、体験を通じて自分で気付かないと腑には落ちないんだな、これが。

整体師は一生勉強と良く言われます。これは決して本を沢山読むとかセミナーに沢山出るとかそういったことではなく、自ら疑問を投げかけ自ら解決策を探る終わりなき禅問答が続くという意味。これができなきゃ整体師にはなれないのです。

先日の授業では「そもさん、骨盤前傾の腰痛とは何か?」と問いを投げて「せっぱ、~」がいくつ出てくるかやってみました(うそです、そもさんとかせっぱとかは言ってない)。見方を変え言葉を変え表現を変えて、整体的類義語をいくつ出せるか。出てきた類義語の数と考察や施術のバリエーションは比例するので、ひとりでも問答を繰り返して腑に落としておくことをおすすめします。

ikkyuu

寺子屋的整体のスクール

随分昔に『寺子屋みたい』と言ってくれた卒業生がいましたが、どうやらそういうかかわり方をしたいみたいです、わたし。開業していくら稼いだとかいう報告よりも、『生きやすくなった』『新しい事はじめた』等の報告が数倍嬉しいのです。過去最大級の変化を起こした卒業生の当時のレポートをリンクしておきます。この変化は本当に嬉しかったです!

世は諸行無常で色即是空なので正解も価値も善悪も時と場合と視線・視野・視座で変わる。何でもアリで何でもナシ。けど、そんな中 Much better な策を次々思いつけるかどうかが生きる力になる。

ワタクシは釣りと整体という自然(いきもの)相手のあそびを長年してきたおかげでほんの少しだけ早く気付けた。数年前にネパールへ行ったご利益もあってか?、ブッダ(悟りを開いた人)にジワジワ近づけている気がするのであります(笑)。

手力整体塾で整体の勉強をしても整体師になるかどうかは二の次。自分自身が人生を楽しめるようになるのが最大の目的です。ブレない軸を手に入れて強くなれたら、あとはどうにでもなりますからね。

だ・か・ら、授業の前半はほとんど毎回禅問答!問いを持ってきてください。問で返します!

体験にお越しくださったWさんありがとうございました。お陰でまた一段とやりたい事が絞れました。先々週体験のSさんNさんもありがとうございました。是非ほかのスクールも体験してみて、ご自身に合うところを選んでほしいと思います。あ、体験の際は『何を幾らで習える』などではなく、『どんな人がどんな思いで』スクールを主宰しているのかを重要視するようにした方が良いと思います。

腹圧についての質問がありましてざっくりお話しましたが、参考に過去のエントリーをリンクしておきます。

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