春と秋に新入生がまとまるのが例年良くあるパターンですが、この年末年始は新入生や体験見学の方が相次いでいます。“異常気象”も毎年だと何が異常で何が恒常かわからなくなりますが、“異常”は視野の狭い人間が勝手に言っている事だったりするわけで、つまるところ自然はいっつも適当なんだなぁと思うのです。

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こんな波形がいくつも重なってるだけ。何処を切る取るかで見え方が変わる・・・・ようで変わらない。異常な様で恒常。描いていて何かに似ているなぁと思ったら株とか為替のチャートですな、これは。アレを操作している人間も否応なしに自然の一部だということの現れでしょうか。

整体師はそんな“自然”を相手にしているのです。本来はほうっておいたら勝手に戻る。だから出来る限り余計な手出しはしない。戻ろう・治ろうとする自然を邪魔しない事。これが人間に出来る唯一の自然保護・健康法なのかもしれません。

新年最初の見学者さんは産後1年のママさんでした。
生活様式・環境の多様化で身体は100人100様になっていきますが、妊娠~出産というイベントでは、【お腹が大きくなる~赤ちゃんが産道を通る】という一様の変化が起こります。その間およそ10ヶ月。妊娠前の姿勢や身体の使い方によって多少の違いはあれど、概ね同様の変化を伴う一大イベント。女性の身体がリセットされる日、もしくは母として生まれ変わる日と言っても良いかもしれない。

どっちにしても『自然体』へ戻る良い機会。積極的に多様な動作をして欲しいと思います。多用ならバランスは勝手に取れますからね。

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書いている人

パンチ伊藤
あっとう言う間に整体師歴19年。現役で施術する傍ら小さな整体塾を主宰しています。当たり前な解剖生理と簡単な物理を繋いだわかりやすい身体の話が得意。釣り/山/島/音楽/映画/生きもの/が好き。2020年から自然農の畑やってます。

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